2016年9月22日木曜日

学長の歓迎スピーチ


新入生のオリエンテーションの一環として学長がスピーチをするというのがあったので聞きに行ってきた。場所はちょっとキャンパスの中心から離れたLou Henry Hoover Houseという広くてきれいな建物の芝生。フーバー大統領が住んでいた家でいまは学長の家になっているらしい。

3時半スタートということでその時間にいったら、例によってご歓談ください状態で、ドリンクを飲んだりクッキーを食べたりしながら芝生で周りの人と話したりした。そのあと学長がスピーチをしたんだけどまあまあだったかな(上から目線というわけではないが)。この大学での機会を十分に活用してほしい、みたいな。

そのあとに学生団体(?)みたいなひとが案内をしたりとか。とにかく芝生がキレイでいい場所だった。

でそのあとはまたご歓談状態。適当にいろんなひとと話をしたら結構面白かった。ある女の人はインドのムンバイから来ていて、3日前に初めてアメリカについたのだが、ドキュメンタリーフィルム専攻で2年間かけてこれからそれを勉強するらしい。いままでもドキュメンタリーはちょっと撮ったことがあるのだけどもっとちゃんと勉強したいと。卒業したあとアメリカで仕事を探すかインドで探すかはまだよくわからないらしい。インドにはドキュメンタリーの仕事というのは限られるからねと。

応用数学をやっているひとか、メディカルスクールとか、電子工学とか、いろんなひとがいるものである。中国人はかたまって中国語で話していたりとかしてある意味羨ましいが、それでいいのかという感じもしないでもない。日本人には一人も会わなかった。いないわけではないのだろうけど、なぜこんなにいないのかとちょっと思わざるをえない。

俺の英語も日本で生まれ育った人にしてはマシなほうだと思うが、もうちょっとうまければいいのになぁと思った。

食事とかアパートメントとかをコーディネートしているひとたちとも話をしてみたが、パートタイムプログラムをやめてフルタイムになったら? と言われてしまった。まあそうなんだよな。キャンパスライフというか大学生活的な友達作りとかを考えると仕事の片手間でほぼリモートで授業を取っているというのはかなり不利ではある。仕事やめるほどの度胸は今のところはないので、妥協策としてこういう機会にはキャンパスに積極的にいくしかないかな。